華麗なるモデラーの底無し沼へようこそ
ここでは、MX41の模特士としての側面を見せたりします。
なお、「模特士」というのは「アマチュアモデラー」という程度の意味です。
プロモデラーは「模特師」と表記します。
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フィギュアの方は一応製作順(左上から新しい順)になっている…ハズ。
他にもあることはあるんですが、出来栄えを考えると…うーん。
成人向け画像室をご覧になりたい方はこちらから。
こんなものを使って塗ったりしてます…と言っても、たぶんナニが何だか判らんと思うが… 部屋の中でスプレー塗装をするための、塗装ブース(おおげさ)なのである。 材料はホームセンターで売ってる、押入れに積み重ねて収納する衣装ケース(中の引出しがスライドするヤツ)のワクの方。この写真は衣装ケースとしては底から見てる形になる(本来は向かって上方に引き出す)。 細工は簡単、ケースにカッターで穴を開けて、そこにジャンク屋で買ってきたファンを取り付け、あと元の引き出し用の穴を塞ぐ(塗装ブースとしては天井になる)。 で、サッシをファンの幅の分だけ開けて、ファンに外に顔を出させて廻し、塗装ミストとシンナーを外へ吸い出してしまうとゆう寸法。サッシの透き間の上のほうは段ボールでカバー(でないと逆流しちゃうかんね)。 これがあれば、雨が降ろうが寒かろうが、室内で快適に塗装作業に勤しめるというワケである。吸い込んでる事で塗装面にブツ(浮遊物、毛羽とか埃とか)が付きにくくなるメリットも大きい。 ファンは2個ずつ結線してあり、左上のスイッチで上2個(ロー・換気用)/4個(ハイ・塗装時用)の2モード切り替え。…もっともファンの口径は大した事ないから、完全に換気できてる訳じゃないんだけど。 以前は本体も段ボールで作ってあったのだが、それだと出したりしまったりを繰り返しているうちに歪んできてしまう。 オマケに紙なので、当然シンナーやら塗料やらが染み込んでしまう。 使用後のコイツを部屋の中に置いたのでは流石にキツイので、シンナーが飛ぶまでベランダに出しておく必要があった。それで込むのを忘れて雨なんか降ったりしたら、…。 結構、自信作だったりするのだ。実は。 (後日、永らく放置していたものをレストアすると同時に車載用蛍光灯、段ボール製排気ダクトを追加) |
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そしてもう一つ、塗装に欠かせない自作品がこれ。 プラモデルはともかくフィギュアキットの場合、エアブラシ塗装のために持ち手としてパーツの接合面に2〜3ミリ径のドリルで穴を開け、金属線を差し込んで置くのが定石。 で、塗装後はこの金属線を用いてパーツを突っ立てて乾燥させるのであるが、何に突っ立てておくかは人それぞれである。 ラップに包んだ油粘土というのが一般的かと思うが、だんだん穴だらけになってしまうとホコリを呼びそうだし(その前に匂いそうだ)、発泡スチロールはお手軽だがプラモならともかくパーツの重いガレキだと、重石を付けておかなければまず間違いなく転倒するだろう。バイスグリップで掴んでけばまず転倒の可能性はあるまいが、当然ながら手持ちのバイスグリップの本数以上のパーツは干せない。 そこで取りいだしましたるは、お馴染み100円ショップはダイソー謹製のプラスチックケース(商品名及び何用かは忘れた)。こいつを横倒しにして使う。 側面・底面にちょうどよい径の穴が一面に開けられているので、そのままお好きなように金属線を差し込み放題である。ただしそのままだと底から線が抜けてしまい、ケース上面にパーツが接触してしまうので、底はプラ板で塞いでおく。 ただしそれだけでは前述の発泡スチロール同様パーツの重みでひっくり返ってしまうので、下に重石としてご覧のようにスピーカー。 でっかい磁石が付いているので重さとしては申し分なく、しかも形状的に非常に安定がよい。更にこれは元はクラウンのドアスピーカーで、社外品に交換したために廃品利用である。 プラ板は手持ち(なければ厚紙でも代用になるから)、制作費たったの105円(税込み)。 写真にも写っているが、塗料皿はペットボトルのキャップを愛用。 わざわざ買う必要なし、しかも使い捨てである。これもオススメ。 |
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別にこの項、オススメモデリング裏技のコーナーというわけではないのですが…まぁいいか。 時にフィギュア作成経験のある皆さん、こんな経験はないであろうか。 肌色を吹いた後にちょっとしたゴミが付いているのに気が付いて払ったら、その部分だけホンの僅かに下地の白が出てしまった…それもよりによって一番目立つような場所に。 タッチアップするもどうも巧くいかない…それどころか却って目立つようになってしまったりして…ウキィィィ━━ !! 白下地、サフレスに関わらず、クリアー系肌色での塗装はハゲの修復が意外と厄介である。 ヒドイ場合、1ミリ角にも満たないキズで塗り直さねばならないということもある。 パーツを落としたりして深いキズが入ってしまったような場合はどうしようもないが、前述のように肌色がハゲて(あるいは載り切らず)下色が出てしまった場合、オススメなのがご覧のコピックである。 勿論エナメル塗料でリタッチする方が一般的かと思う(注:間違っても今まで吹いていたラッカー塗料でタッチアップしようなどと考えてはいけない。まず間違いなく失敗して塗り直し直行になるだけだ。)、コピックの利点は調色要らずでお手軽な点、これに尽きる。 薄く微妙な色合いのラインアップがされているので、類似色を数本揃えていてとっかえひっかえ使用すれば、完全にハゲを消すことも可能である。またキズ消しだけでなく、実は肌色のスミ入れにも重宝する。はみ出しはエナメルシンナーで拭き取れる。 若干ツヤ有りになってしまうのが欠点といえば欠点だが、それはエナメルでも大差あるまい。 |